Icon-72@2x  WBSの作成方法には,3つのルールがあります.(諸説あります)

 1.必ずTOPダウンで作る.
 2.100%ルールを守る.
 3.全てのスコープを含める.
上記の3つを守れば,実行可能なWBSを作成することは可能です.

 

ここでは,「カレーライスを作る」というプロジェクトで考えていきましょう.
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(1)必ずTOPダウンで作る.

何か作業(=プロジェクト)をする際に,しなければならない事を洗い出すのが重要な事です.
ブレインストーミングなどで洗い出し,ボトムアップで作っていくのは危険です.次々とアイデアが出てきて良さそうなのですが必ずモレがでます. WBSを作る時は,必ずTOPダウンで分解していくことが大事です.

例えば,カレーライスを作るというプロジェクトなら.
カレーライスを作る
├買い出しに行く
│├八百屋
││├にんじん
││├ジャガイモ
││└玉ねぎ
│├肉屋
││└牛肉 200g

と言った形で「カレーライスを作る」には,「買い出しに行く」必要がある.
「買い出し」には「八百屋」と「肉屋」に行く必要があり,
「八百屋」では「にんじん」「ジャガイモ」「玉ねぎ」を買う.と言った風に,トップダウンで実施するのが鉄則です.

(2)100%ルールを守る

(1)で必ずTOPダウンでWBSを作るとしましたが,その際に100%ルールを必ず守る必要があります.例えば,「カレーライスを作る」で「買い出しに行く」のタスクの下には買う必要のあるものが全てリストアップされている必要があります.(1)でまとめたWBSで一件完璧そうですが,これではカレーはできません.なぜならカレーのルーが無いからです.

カレーライスを作る
├買い出しに行く
│├八百屋
││├にんじん
││├ジャガイモ
││└玉ねぎ
│├肉屋
││└牛肉 200g
│├スーパーマーケット
││└カレーのルー

 このWBSの洗い出しで作業が漏れていると,トラブルのもとになりますので要注意です.因みに,塩や水は?という意見がでそうですが,手元に無いのならWBSに入れるべきです.既に調達できているならわざわざ入れる必要はありません.進捗率を見る時に変な影響がでますからね.

 

(3)全てのスコープを含める.

実施するはずのタスクが,WBSに上がっていないということがよくあります.システム開発系で行くと,旧システムからのデータ移行処理などがありがちなパターンです.いままでの「カレーライスを作る」プロジェクトで言うと,「後片付け」なんかが結構モレそうですね.

次は,WBSを作る理由についてまとめます. 
 
 ※もう少し詳しい説明は,以下のスライドを見てください.
 
WBSの作り方